【大阪市】知っててよかった!介護の負担を減らす「おむつ代の給付制度」のお話

介護

先日、いつも連携させていただいている訪問看護のナースさんから、あるご相談をいただきました。

担当されているSさんについてのご相談です。最近、尿失禁の回数が増えてきてしまい、ご自宅で介護をされている奥さまの体力的な負担が大きくなっているとのこと。
さらに、使うおむつの量が増えたことで「おむつ代がかなりかさむようになってきて……。何かおむつ代の補助制度のようなものはありませんか?」という切実なご相談でした。

「少しでも奥さまの負担を減らしたい!」と思い、さっそく調べてみたところ……
ありました!大阪市の高齢者福祉事業に、ぴったりな制度が。

調べてみて、大阪市のサポートの手厚さに私自身とても驚いたので、ブログでもシェアさせていただきますね。

大阪市の「紙おむつ給付サービス」

この制度を利用すると、申請が通れば紙おむつを現物で支給(配送)してもらうことができます。気になる支給の要件は以下の通りです。

【主な対象となる方】
大阪市内にお住まいで、以下の1〜3のすべてに当てはまる方が対象となります。

1.要介護4・5 の方
(または、要介護3 で介護保険の認定調査票において「排尿」または「排便」が全介助と判定されている方)

2.市民税非課税世帯 の方

3.在宅で生活されている方(病院に入院中や、介護保険施設などに入所中の方は対象外となります)

要介護4や5だけでなく、「要介護3で排泄が全介助」の方までカバーしてくれているのは、本当にありがたい工夫ですよね。排泄ケアは毎日のことですから、この基準の広さは介護家族にとって救いになります。

制度を知ることで、広がる安心
さっそく訪問看護師さんを通じて奥さまにお伝えしたところ、とてもホッとされた様子だったと聞き、私も胸をなでおろしました。

紙おむつ以外にも給付されるものがあります。

給付の対象となる介護用品

紙おむつ
尿取りパッド
清拭剤
ドライシャンプー
使い捨て手袋
介護用スプーン・フォーク
介護用箸
差し込み式便器
差し込み式尿器
防水シーツ
口腔ケア用品
食事用エプロン
消臭剤
とろみ剤

介護は、精神的な負担だけでなく、どうしても経済的な負担も重なりがちです。
大阪市にこのような手厚い補助制度があったなんて、日々介護に携わっていてもまだまだ新しい発見があります。

「もしかしたらうちも対象になるかも?」と思われた方は、ぜひお近くの地域包括支援センターや、担当のケアマネジャーさんに相談してみてくださいね。

これからも、地域の介護をがんばるご家族に寄り添い、こうしたお役立ち情報をしっかり届けていきたいと思います!