続・生活保護受給者、ごみ屋敷からの引っ越し

介護

今日はごみ屋敷からの引っ越しだった。

持っていく荷物をエレベーター無しの3階から降ろし、会社の車に荷物を詰め込み、新居へ運んだ。

棚や机は埃と蜘蛛の巣でまみれていて、新居に持っていくのは気が引けたがとりあえず軽く埃をはらい、運びきった。

出会いから約1か月。よくぞここまで頑張ったと自分を褒めたいが、これはケアマネのシャドウワークであるのであまり褒められたことではない。

まず、生活保護から引っ越しにかかる粗大ごみの費用を出してもらうため、申請をする。

1度目の粗大ごみはごみ袋30袋と家電がいくつか。2度目、3度目と粗大ごみの申し込みをする。

テレビ、冷蔵庫は、家電リサイクル法に則ってリサイクル費用と運搬費用を支払い回収してもらう。

運搬業者に5社程見積を取ったが、かなり金額に差があったのでたくさん見積をしてよかった。

今回の引っ越しに関しては敷金礼金・引越し業者の利用がなかったので、出会いから1か月弱と、割と早く引っ越すことができた。

敷金等の初期費用がかかれば、役所で審査にかける必要があり、引っ越しまで時間がかかる。

今回は審査なしで、元の家主に記載してもらう返戻金についての書類、新居の賃貸借契約書・重要事項説明書、住宅費証明書を生活保護課に提出し、引っ越すことができた。

生活保護課の方では、家賃の変更のみ手続きを行うとの事。

今後、あれだけのごみの山、大量の蜘蛛の巣、大量のねずみの糞を見る事はないと思いたい。